さて、実際のミツバチは木の枝にぶら下がるむき出しの巣(開放巣といいますが)は、まず作りません。木の洞などの閉鎖空間に巣(巣板といいますが)が縦に並んだ状態で巣を作ります。下向きだったら蜂蜜が流れ落ちてしまいますね。開口部が下向きの巣を作るのは、肉食のハチ類(アシナガバチやスズメバチ)です。
そして、採集するのに木を叩くと・・・。よくニュースネタになるように、そばを通っただけでも襲われることがあるのに、巣のある木を叩くなんて、とんでもないですね。どの種類のハチも巣を護るために集団で襲いかかってきます。
さらにいえば、集団生活をするハチの巣には蜂の死骸はまずありません。掃除役のハチがいて常に清潔な状態に保っているからです。死骸があるような巣は病気や外敵によって壊滅状態になっている巣です。
マビは登場する生き物の動作はよく観察して再現されてますが、生態のほうは全くですねン。
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